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宮脇昭略歴
横浜国立大学名誉教授、(財)国際生態学センター研究所長
1928年(昭和3年)1月29日、岡山県生まれ。広島文理科大学生物学科卒。
横浜国立大学環境科学研究センター教授、同センター長などを経て現職。前国際生態学会長。
国内各地はもちろん、マレーシア・ボルネオ、インドネシア、ブラジル・アマゾン、中国、モンゴルなど
にも何度も出かけ、現在も森作りに命を燃やす日々を送っている。

宮脇昭語録
  • 最高条件は、やがて自身を滅ぼす。最適条件がいいのです。
  • 植物は混植、密植が自然。好きな物だけを集めない。混ぜる、混ぜる、混ぜる。混ぜた中から本物が育つ.。 
  • 目で見、匂いを嗅ぎ、なめて、触って、調べろ。
  • 見えるものを見て、それから見えないものを見る。つまり、心で見る、現場で見る。
  • 都市にも村にも、ふるさとの木による、ふるさとの森がある。現場を見ましょう。机の上でなく、現場、現場、現場。
  • 木は自ら育つことに生命をかけています。私も森を育てることに生命をかけています。
  • ヨーロッパでは、森の下に、もう一つの森があるといいます。家畜を飼って、森の下の森を食い尽くすと、森は枯れます。
  • 世界の砂漠の3分の2は人為による砂漠です。
  • 都市の周りの森林を破壊した時、その文明は破滅させられ、その周りは砂漠化していく。
  • 今では、水を呼び、水を保つ、その土地本来の背骨の森がなくなっている。
  • 自然は常に環境バランスのサイクルの中で変化している。 
  • 人の衣類も、もとは植物。
  • 牛も羊も草を食べます。人はその牛や羊を食べます。
  • ヘビとカエル、強いヘビもカエルを食い尽くしてしまえば、ヘビ自身が滅びます。共生関係はバランスの上に成り立っています。
  • 今、自分が生きていると言うことは、生命発生以来40億年、一度も遺伝子の伝達が切られなかったと言う証明です。
  • その土地のホンモノの木は、厳しさに耐えて長生きします。 
  • 嫌なやつ、気になるものとも共生していく、それが生物社会の共同体の原則。
  • 植物の育つ原則は競争、共存、我慢。自然には同じ物は一つもない。
  • 植物を見ていると、いがみ合いながらも、少し我慢しあって、共に生きている。最近の人間はいがみ合うと、相手を殺してしまう。 
  • 環境問題は一つの事では解決しない。みんなが少しずつ我慢する、それしかない。
  • 植物の社会ではトップが本物なら子分も本物。トップとそれを支える三役五役が本物で無ければ子分も偽者です。ニセアカシアみたいな偽者を植えれば、どんなに格好よく大きく見えても、長持ちしないし、子分もセイタカアワダチソウかブタクサでしかない。 
  • 目の中に指を入れる人はいません。森も、触っていいところ、触っていけないところがあるのです。触っていけない所は、祟りの思想で守ってきたわけです。それが日本人の知恵でしょう。
  • 木はヨコを切ってもアタマは切らない。人も伸びる者のアタマを切らない。大切なポイント。 
  • 木は根で勝負。人は腰が勝負。だから、歩く、歩く、歩く。
  • コンクリートとアスファルトに囲まれた町の中で、人々の心に潤いや情緒が育つでしょうか。
  • 過去も夢、未来も夢、今この瞬間生きていることだけは事実。
  • 本物の森は、土地本来の木は、火事にも地震にも台風にもビクともしない。
  • 将来を見抜く眼力、ホンモノとニセモノを見分ける目、明日を見通す目が大切。
  • その土地のホンモノの樹種を見つけるのは、着物の上から触らずに中身がわかると言うこと。
  • 人類に、最低限のユリカゴとして、ホンモノの森を残したい。
  • 本気になって出来ないことは無い。

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